駿河半紙の歴史と手漉き和紙技術の習得を目指して
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紙漉き体験記

4月 28th, 2011 | Posted by admin in 報告

今回初めて、紙漉きの研修に参加させて頂きました。
最初は作業の順番を覚えながら、ただ紙を漉く”動作”をすることで
精一杯でした。   流れはなんとか覚えられましたが、紙を漉くときの
水の重さがとても重くて、それを支えるのがとても大変でした。
”腕ではなく体全体で漉くように”と教えていただきましたが、
桁を傾けながら漉くことしかできず、桁をゆすって漉くのはとても
無理でした。 またこの研修に参加しながら、少しずつ漉けるように
なればと思っています。

後日、漉いた紙を送っていただき、なんとか紙になっていたので
とても安心しました。よくみると厚みが偏っていたり
荒いところもたくさんありましたが、和紙が持つあたたかい手触りが
感じられて、やっぱり和紙はいいなぁと思いました。
私は特に、”これに使う!!”といった大きな目的はないのですが、
日々の暮らしの中で、書いたり、折って包んだり、貼ったり・・・
いろいろな用途で使っていけたらと思います。それは実用的にも
使えるし、装飾したり趣味として、楽しみながらも使えます。
その使い方で和紙の良さをもっと引出していきたいです!

また今後も和紙についていろいろ勉強させていただきたいと思います。
とても静かできれいなところでの研修で、有意義な一日でした。

駿河半紙技術研究会会員・静岡市在住・梶山 直美記

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